21日に東京競馬場で行われるユニコーンS(3歳・GIII・ダート1600m)について枠順・馬番別に検証していく。

　過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが14番。3回で4番、8番、11番、12番、15番が続き、2回が1番、6番、13番となっている。

　参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠　1-2-0-15　複勝率16.7％　複勝回収率41％
2枠　1-0-2-17　複勝率15.0％　複勝回収率70％
3枠　0-1-2-16　複勝率15.8％　複勝回収率42％
4枠　2-1-0-17　複勝率15.0％　複勝回収率25％
5枠　1-2-0-16　複勝率15.8％　複勝回収率23％
6枠　3-0-2-15　複勝率25.0％　複勝回収率98％
7枠　2-2-2-14　複勝率30.0％　複勝回収率38％
8枠　0-2-3-15　複勝率25.0％　複勝回収率154％
※2013年は3着同着

【1〜3人気】
1枠　1-1-0-1　複勝率66.7％　複勝回収率146％
2枠　1-0-0-1　複勝率50.0％　複勝回収率75％
3枠　0-1-1-1　複勝率66.7％　複勝回収率143％
4枠　2-1-0-3　複勝率50.0％　複勝回収率85％
5枠　1-2-0-1　複勝率75.0％　複勝回収率112％
6枠　3-0-0-2　複勝率60.0％　複勝回収率198％
7枠　2-2-2-0　複勝率100.0％　複勝回収率128％
8枠　0-0-1-0　複勝率100.0％　複勝回収率170％

【4人気以下】
1枠　0-1-0-14　複勝率6.7％　複勝回収率20％
2〜7枠　0-0-5-87　複勝率5.4％　複勝回収率28％
8枠　0-2-2-15　複勝率21.1％　複勝回収率153％

　枠順別成績を全体的に眺めてみると、複勝率は7枠、複勝回収率は8枠が、それぞれ最高値を記録していることから外枠優勢と見受けられる。また、ユニコーンSは1〜3人気の支持を集めた上位人気馬が堅実なレースではあるが、それが7・8枠であれば馬券圏外に敗れた馬がいないことも特徴と言えるだろう。

　一方、4人気以下で連対した3頭は内か外の極端な枠順を引いており、やはり馬券妙味を求める場合も8枠の馬には注目しておきたい。