今年で43回を数える
帝王賞。昨年のダート王
クリソベリルをはじめ、ダート界の一線級が勢揃いした。栄冠を手にするのは果たしてどの馬か。主な出走馬は以下の通り。
■6/24(水)
帝王賞(4歳上・JpnI・大井ダ2000m)
クリソベリル(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)は昨年デビュー6連勝で
チャンピオンズCを制覇しダート王に輝いた。今年初戦はサウジCに海外遠征して初黒星を喫したが、底を見せたわけではない。巻き返して、王者の力を改めて見せ付けたいところだ。鞍上は
川田将雅騎手。
オメガパフューム(牡5、栗東・
安田翔伍厩舎)は始動戦の
平安Sで59kgの斤量を背負いながら、力の違いを見せて快勝。目標のここに向けて好発進を切った。断然の適性を見せる大井2000mでGI/JpnI・4勝目を飾り、史上初の
帝王賞連覇達成なるか。鞍上は
M.デムーロ騎手。
ルヴァンスレーヴ(牡5、美浦・
萩原清厩舎)は2018年のダート王で、これまでGI/JpnIを4勝。前走の
かしわ記念は5着に敗れたが、長期休養明けで調子が戻っていなかったということだろう。一叩きされたここで復活を期待したい。鞍上は
D.レーン騎手。
チュウワウィザード(牡5、栗東・
大久保龍志厩舎)は1月の
川崎記念を6馬身差で圧勝。浦和で行われた
JBCクラシックに続くJpnI・2勝目を飾った。今回は上記3頭など強敵が揃ったが、安定感はこの馬も負けていない。
C.ルメール騎手との初コンビで、昨年2着の雪辱なるか。
他にも、
かしわ記念でJpnI初制覇を飾った
ワイドファラオ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)、
フェブラリーSと
かしわ記念で連続2着の
ケイティブレイブ(牡7、栗東・
杉山晴紀厩舎)、昨年の
東京大賞典で3着の
モジアナフレイバー(牡5、大井・
福永敏厩舎)、重賞連勝中の
ストライクイーグル(牡7、大井・
藤田輝信厩舎)、昨年3着の
ノンコノユメ(セ8、大井・
荒山勝徳厩舎)らも戴冠を狙う。
発走は20時05分。