28日(日)に阪神競馬場で行われる
宝塚記念に出走する
トーセンスーリヤ(牡5歳、美浦・
小野次郎厩舎)について
小野次郎調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
新潟大賞典は条件戦を勝ったばかりだったのでどんな競馬が出来るかと思っていましたが、あっさりとクリアしてくれました。いずれは重賞でもと思っていましたが、こんなに早く勝つとは思っていませんでした。精神的にも肉体的にも成長し、全体的に課題をクリアしてきました。それで強い相手と戦わせてみたいと思い、このレースと決めました。
この中間は前走の時と同じ調整で、放牧も挟みましたがゆるみもなく、いい感じで順調にきました。今朝は
横山和生騎手を乗せてウッドコースでの単走でした。先週けっこうやりましたので、直線1ハロンを伸ばす感じで予定通りの追い切りでした。時計は速いかなとも思いましたが、無理はしていませんし、いい感じできていると思っています。前走から比べて調子落ちということはありません。
阪神競馬場のコースはこの馬に合っていると思います。雨が降って不良馬場というのは経験していません。その点なども含めて、今回の強い相手にどれだけ戦えるのか挑戦だと思っています。ある程度正攻法のレースになるかと思いますが、レースの取り口は上手な馬ですからスタートしたら
横山和生騎手にまかせます。秋のレースにつなげるためにもこのメンバーを相手にいい競馬をしてくれることを期待しています」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI