28日(日)に阪神競馬場で行われる
宝塚記念に出走する
グローリーヴェイズ(牡5歳、美浦・
尾関知人厩舎)について
尾関知人調教師のコメントは以下の通り。
「ドバイに行ったもののレースがなくなり残念なことになりましたが、幸い無事に帰ってきて牧場に送り、早めに次は
宝塚記念と決まりましたので牧場と連携して調整してきました。
この中間は初めてコンビを組むレーン騎手が2度追い切りに乗ったのですが、最初に乗った時に『
ベリーハッピー』と言ってもらえました。この馬の特徴などについて話をして、おおよその感覚は掴んでもらえたと思っています。今朝はウッドコースでの3頭併せでした。実戦が半年以上ない中で、実戦形式というか、レースのイメージを持った追い切りでした。しっかりと力を出せる状態です。
阪神コースは初めてとなります。2歳の時に坂のあるコースで伸びあぐねていたので、京都や新潟など平坦なコースを意識して選んできました。そのため阪神コースは走っていませんが、これだけ成長してきましたので楽しみでもありますし、試金石だとも思っています。
走りがきれいな馬なので良馬場で走らせたい気持ちはありますが、去年勝った
日経新春杯ではタフな馬場で思った以上の走りをしてくれました。またメジロの牝系のパワーにも期待したいと思います。
今回は素晴らしいメンバーが相手で、まだ国内ではGIタイトルを手にしていませんが、去年高いレーティングをもらいましたのでそのプライドを持って出走させたいと思っています」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI