今年の
宝塚記念はフルゲート18頭立てとなりましたが、これは意外にも13年ぶりのこと(2010年は1頭取消)。前回は2007年で、
ローエングリンが逃げるも失速、
カワカミプリンセス、
メイショウサムソンが4コーナーで進出するなど目まぐるしい展開のレースとなり、最後は3番人気の
アドマイヤムーンが差し切りました。
ペースや展開が向けば、好走できるのが競馬。フルゲートによる紛れにより思わぬ結果があるかもと思うと、予想する際にはレースのペースや各馬の脚質まで想定して組み立てたいところです。
そこでコース、出走メンバーからペース、脚質、走破タイムを予測し、指数化するAI予想「Aiエスケープ」をもとに、今回の
宝塚記念で人気を集めそうな
サートゥルナーリアの脚質やレース全体のペース、走破タイム予測1位の馬などを診断しました。
どのデータが決め手といえないほど多くのデータを集約するのがAI予想の強みといわれますが、ペース予測には"馬の父親、レースの距離、騎手"、脚質予測には"馬の母親や調教師"、肝心の走破タイム予測には"レースのペースと前走パフォーマンス"をそれぞれ重要視。
前走で逃げた馬が
キセキのみとスローペースもありそうなメンバーですが、Aiエスケープは平均ペースと予測。そのなかで
サートゥルナーリアの予測脚質は差しとなっており、走破タイム予測順位は2位。直線での強烈な末脚発揮に期待がかかります。
ちなみに、走破タイム1位予測は
ラッキーライラック。前走は
大阪杯1着。前半1000m通過60秒4のスローペースから、直線で一気に抜け出したレースぶりはAIにも評価されているようです。予測脚質は先行となっており、
サートゥルナーリアが差し切るか、
ラッキーライラックが抜け出して抑え切るか…Aiエスケープの読み通りになるのか注目です。
人気上位が堅調に走ってきそうというのがAIの予測ですが、3番手以降に評価したのは思わぬ穴馬か、人気馬か、さらにはどの馬が凡走すると予測しているのか…ジャンプ競走以外全レースで予想を公開する、Aiエスケープの
宝塚記念最終結論をぜひご覧ください。