JRA、地方合わせて1番速い2歳重賞で、ダートの1200mで争われる
栄冠賞は今年で第45回を迎える。1着馬には7月18日に行われる
函館2歳Sの出走権が与えられ、新馬、ウイナーズチャレンジと2連勝中の
ラジアントエンティなど今年は13頭が出走する。
◎は
ラジアントエンティ。デビューから2連勝。前走のウイナーズチャレンジでは1番人気の
サイダイゲンカイを破っており、能力は相当なものだ。また1200mの前走を制しているので距離も問題ないだろう。前走のようにスムーズな競馬ができれば、3連勝での重賞制覇も夢ではない。
○は
サイダイゲンカイ。ウイナーズチャレンジは2着に敗れたが、新馬戦で評判にたがわぬスピードで1100mのレコードタイムをマークしており、こちらも能力は高い。前走のリベンジを果たす可能性は十分だ。。
▲は
スティールグレート。デビュー戦では
サイダイゲンカイに屈して2着だったが、距離延長となった2戦目の1200m戦で初勝利を挙げた。1200mの持ち時計がメンバー中1番速く、上位争いに食い込む余地あり。。
△は1000mでの新馬戦の勝ち時計が優秀なリーチ。その勝ちっぷりから1ハロン延長も心配ないはずだ。。
ウィナーズチャレンジ1、2着馬の
ラジアントエンティと
サイダイゲンカイのどちらに軍配が上がるのか、あるいは他路線の馬が台頭するのか、見応えあるレースが展開されそうな
栄冠賞は、6月30日(火)、20時40分発走。
(文:佐々木祥恵)