スマートフォン版へ

【ラジオNIKKEI賞】コンドゥクシオン成長示す!道悪巧者、渋った馬場で好機も

デイリースポーツ
  • 2020年07月01日(水) 06時00分
 「ラジオNIKKEI賞・G3」(5日、福島)

 思い出の地に戻ってきた。19年のラジオNIKKEI賞当日に、同じ福島でデビュー勝ちしたコンドゥクシオンが、1年後にそのレースに挑む。前走の青葉賞こそ大敗したものの、舞台適性は既に証明済み。重、不良馬場で2戦2勝の道悪巧者。梅雨の時季だけに、中舘師もタフな決戦に勝機を見いだしている。

 コンドゥクシオンがデビュー勝ちの舞台で重賞タイトルを狙う。前走の青葉賞は大外枠から先行するも、力尽きて12着。中舘師は「距離は長かった。枠も外だったし、メンバーも強くて展開もキツかった」と敗因はつかめている。実績を残すコースに変わり、「平たんの方がいい。距離も千八から二千くらいが合っている」と反撃のシーンを描く。

 中間は福島県ノーザンファーム天栄へのリフレッシュ放牧を経て、ここを目標に帰厩した。1週前の6月25日には美浦Wでビッシリと追われて5F69秒1-38秒8-13秒0。併せ馬で遅れはしたが、もともと攻め駆けしないタイプだけに心配無用。「状態はいい。いつも以上に順調で、思い通りのケイコができている」と指揮官も好感触。出来は確実に上昇している。

 ここまで挙げた2勝は重、不良馬場でのもの。渋った馬場で無類の強さを誇る道悪巧者に、トレーナーは「ダイワメジャー産駒でパワーがある。道悪が上手なところは他馬と比べて突出しているよね。タフな勝負になれば出番も」とイメージを膨らませる。今はまさに梅雨。週末までの天気次第ではさらにチャンスが広がる。

 「昨年の今頃と比べると、体もしっかりして、精神的にも大人になった。強い馬はいるけど、ここでどれくらいやれるか楽しみ」。デビューの地で、成長を示す時がやってきた。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す