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【CBC賞】栗東レポート アウィルアウェイ

ラジオNIKKEI
  • 2020年07月01日(水) 19時35分
◎5日(日曜日)阪神競馬場で行われるサマースプリントシリーズ第2戦、第56回CBC賞に出走を予定しているアウィルアウェイ(牝4、高野)について追い切り後の高野友和調教師のコメントは以下の通り。

・(前走高松宮記念は)スタートしてからの位置取りが大切と考えていましたが、思い描いていたポジションが取れずに内枠の馬との争いに敗れて後ろになりました。あとコーナーから直線もうまく捌き切れずに能力を出し切れずに終わったレースという印象です。

・GIという厳しいレース中で極端に負けた訳ではなく直線はまた盛り返すようなところを見せてくれたことが今後につながってくれればとも思いました。

・(中間は)いつものレース後のように放牧に出しての調整でコンディションを整えてもらいました。夏の暑さは強いタイプでは無いのですが、そこも加味してバテないように身体の内側からケアをして、外の環境も整えて、もちろん栗東トレーニングセンターに戻ってきてからもその点は留意して、今のところ夏負けも無くいいコンディションできています。

・(一週前追い切りは)身体が「立派」と思ったので、坂路単走ではありましたが最後1Fは強めにという指示は出しました。全体の時計は暑さも考慮して控えました。今週もそれを受けて馬の様子を見ながら順調に経過しましたから同じように単走で行いました。以前は調整が難しいタイプで道中は力みすぎるくらいでしたが経験と年齢を重ねて落ち着いてきまして徐々に乗り手との親和性が出てきている感じです。

・(昨年のCBC賞以降の変化)その後の休みから馬がガラッと変わりました。成長した感じがずっと続いている感じです。昨年とは違うアウィルアウェイです。

・(ハンデ55.5kg)に関してはシルクロードステークスを55kgで勝っていますからこれは仕方ないですね。

・(馬場に関して)パンパンの時計勝負は合わないかとは思っていますがドロドロの馬場もいかがなものかとは思います。ほどほどに時計のかかるパワーの要る馬場がいいかなと思うので雨が降らなければ(今の阪神は)そういう馬場になってくれるのではと思っています。

・秋の路線を決める上でも今回のレース結果は大切になってくると思っています。いい臨戦過程を踏んでいるのでいい競馬ができるのではと思っています。

取材:檜川彰人

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