netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
CBC賞の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
西村真幸厩舎×
松山弘平騎手(
タイセイアベニール)】
「直近1年」の「
西村真幸厩舎×
松山弘平騎手」は6-6-3-13で複勝率53.6%、複勝回収率111.1%。これは6勝2着3回の川田騎手を抑えて堂々トップの成績だ。先週の
京橋特別では1番人気の
カセドラルベルをきっちりと勝利に導き、6月7日の新馬戦では素質馬
アスコルターレの手綱を任され新馬勝ちを果たしている。馬券圏内15回は全て5番人気以内だったが、裏を返せば、それだけ勝負になる馬を依頼されているということ。現在進行中で絆を深めている「ゴールデンコンビ」だ。
ちなみに「直近5年」は8-8-3-22で複勝率46.3%、複勝回収率104.1%。好走率は僅かに下がっているが、その分、人気薄での好走も含まれるため回収率は100%を超えている。
松山騎手は
タイセイアベニールに前走で初めて騎乗。上がり32.6秒の末脚を繰り出し見事に差し切った。
タイセイアベニール自身、これで4走連続の馬券圏内と充実期に入っているのだろうが、いつもより前目の位置取りで、普段と変わらない末脚を引き出した騎乗ぶりから、松山騎手と手が合っている印象。前走以上に差しが決まりそうな今回の舞台なら、連勝を期待して良さそうだ。