阪神11Rの第56回
CBC賞(3歳以上GIII・芝1200m)は13番人気
ラブカンプー(
斎藤新騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒7(稍重)。1馬身3/4差の2着に11番人気
アンヴァル、さらに2馬身差の3着に3番人気
レッドアンシェルが入った。
ラブカンプーは栗東・
森田直行厩舎の5歳牝馬で、
父ショウナンカンプ、
母ラブハート(母の
父マイネルラヴ)。通算成績は29戦3勝。
レース後のコメント
1着
ラブカンプー(
斎藤新騎手)
「1年目に勝たせてもらっていて、2年目になかなか勝てていなかったので、結果を出せて嬉しいです。重賞に乗せていただいたオーナーや森田先生、陣営の皆さんに感謝しかありません。
枠も良く、斤量も軽かったですし、積極的な騎乗を心掛けていました。
ラブカンプーがそれに応えてくれてゴールした時、こみ上げるものは大きかったです。外に速い馬がいましたが、ゲートが速く、出てから行けると思って行きました。この馬場で、斤量も軽いので、後続に脚を使わせて、いかに粘れるかという競馬の方が良いと思って乗り、それに馬が応えてくれました。だんだん、馬も復調していましたし、厩舎が上手く調整してくれました」
2着
アンヴァル(
北村友一騎手)
「枠も良く、いい位置で、ベストの位置で競馬はできたと思います。終い、伸びてくれましたが、勝った馬も止まりませんでした。この馬自身、脚を使って、よく頑張ってくれたと思います」
3着
レッドアンシェル(
福永祐一騎手)
「上手く立ち回って、良い形で直線に向きました。しかし、そこからの伸びがもう一つでした。差を詰めての3着ではなく、失速気味の3着でした。逃げ切った馬に関しては仕方がありません。良い頃から比べると、物足りなさはありますが、最低限の格好はつけてくれました」
4着
タイセイアベニール(
松山弘平騎手)
「今日は前が止まらない馬場で、前半はなかなかポジションを取れず、行き脚がつきませんでした。もう少し前目のポジションにつけたかったです。よく来てはいますが、前半のポジションが取れない分、厳しかったです」
5着
エイシンデネブ(
幸英明騎手)
「最後はよく来ていますが、もう少し早く追い出せば良かったです」
9着
ジョイフル(
川又賢治騎手)
「馬場も厳しかったです。最近はハミを取っていなかったので、押して押してハミを噛ませるようにして、ハミを噛んでくれました。最後は一時のような走りを見せてくれました。まだ走れる姿を見せてくれました」
12着
クリノガウディー(
横山典弘騎手)
「今日はいつものスタートではありませんでした。軽量馬が逃げ切るレースでしたし、その中で58kgはきつかったかもしれません」
13着
ナインテイルズ(
中井裕二騎手)
「1200mのレースは、この馬にとっては内枠は良いかなと思っていました。阪神のこの馬場を考えれば、かわいそうな枠だったことに尽きます。それでも9歳らしからぬ気合いを感じました」
14着
ミッキースピリット(
松若風馬騎手)
「メンバーが強くなって、流れも変わってくるので、慣れが必要です。馬場が緩いのも気にしていました。終始追っつけ通しでした。綺麗な馬場だと結果は違っていたと思います」
ラジオNIKKEI