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【七夕賞】マイネルサーパス 初タイトルへ集中!軽快リハ「気分良くサラッと」

デイリースポーツ
  • 2020年07月09日(木) 06時00分
 「七夕賞・G3」(12日、福島)

 重賞初制覇を狙う面々が、好調をアピールした。福島巧者のマイネルサーパスは8日、美浦Wでの併せ馬で充実ぶりを示す力強い動き。これまで馬場が悪化しても、きっちり結果を残しているのもプラス材料。コンビを組んで2戦2勝と手の合う国分優とのタッグで、待望の初タイトル奪取を狙う。

 軽快な最終リハーサルは、初タイトル獲得を予感させる。福島芝コースで3戦2勝、2着1回と好成績を残すマイネルサーパスは、美浦坂路を1F18秒程度のペースで駆け上がってからWへ。アナザートゥルース(6歳オープン)を相手に、3馬身先行する形でスタート。実戦では抜け出してからソラを使うことが多いが、この日はしっかり集中してパートナーをリードすると、直線では余力を十分に残したまま併入し、5F68秒1-38秒9-12秒5をマークした。

 前走後は美浦トレセン近郊のビッグレッドファーム鉾田へ放牧に出てリフレッシュ。1カ月前に帰厩し、ここまで順調に調整を進めてきた。1日に美浦Wでびっしり追われており、高木師は「先週に負荷をかけているので、きょうは気分良くサラッとやりました。フレッシュな状態で調子はいいですよ」と、仕上がりの良さに胸を張る。

 梅雨の時季だけに、今週末も馬場状態は微妙。トレーナーも「少し滑るところがあるし、雨はそんなに得意ではないんですよ。ただ、他馬が苦にするなら、多少はプラスなのかな」と慎重な姿勢を崩さない。ただ、不良のラジオNIKKEI賞で2着、重の福島民報杯で1着と馬場悪化にはきっちり対応できている。重賞未勝利ながら、トップと0・5キロ差しかない56・5キロのハンデも見込まれた印象だが、「少し背負わされてはいるけど、これは仕方ない。力を出せば結果を残せるはず」と期待を込めて送り出す。

提供:デイリースポーツ

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