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【七夕賞コース解説】意外とタフな福島コース。馬場が渋れば差し馬の台頭も。

  • 2020年07月12日(日) 00時00分
 12日に行われる七夕賞(3歳上・GIII)の舞台となる福島芝2000m。このコースについて解説していく。

 福島競馬場の1周距離はJRA全10場で最小となる1600m。ゴール前の直線は292mで、こちらは3番目の短さだ。一般的にローカル場は「平坦・小回り」で一括りされることが多いが、この福島コースは高低差が1.9mあり、道中に複数のアップダウンがある。また、ゴール前直線にも1.2mの上り坂が待ち構えている。

 芝2000mは4コーナー脇のポケットからのスタートで、初角となる1コーナーまでは500mほど。スタートから200mほど下り、そこから200mで1mほど上る。残り1600m地点から下りに転じると、2コーナーで最底部を迎え、そこから再び上りになる。向正面半ばから4コーナー半ばまで平坦コースを進み、残り400mから下り→上りでゴール。

 2回福島開催は前半4日間をAコース、後半2日間をBコースで行う。つまり七夕賞は開催4日目かつAコース使用4日目ということになる。

 先週は土曜が終日重馬場、日曜日も途中で稍重まで回復したものの渋った状態での開催となり、時計も要し気味。しかし開幕週らしく「内・前」の組の活躍が目立ち、ラジオNIKKEI賞は行った行ったの決着となった。

 七夕賞は13〜17年までは1分58秒台での決着だったが、18年は2.00.8、19年は1.59.6。時計を要した近2年は外からの差しが決まった。週中の降雨状況および当日の馬場をチェックして、しっかりと有利な枠・脚質を見極めたい。

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