netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
プロキオンSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【安田隆行厩舎×
川田将雅騎手(
レッドルゼル)】
「安田隆行厩舎×
川田将雅騎手」の「直近1年」成績は5-3-6-7。複勝率66.7%、複勝回収率92.9%と回収率100%超えには僅かに届かなかったが、過剰人気になりがちな立場の中で、3回に2回はしっかりと馬券圏内に導いている点は特筆に値する。好走例には
ダノンスマッシュによる重賞2勝も含まれており中身も濃い。安田隆行厩舎は主戦的存在の
北村友一騎手、所属の
斎藤新騎手への依頼が多く、勝負がかりの時に
川田将雅騎手を起用している印象が強い。
「直近5年」は15-15-8-33で複勝率53.5%、複勝回収率75.2%という成績なので、特にここにきて勝負度合いが上がっていることが見てとれる。
レッドルゼルは、今後の交流重賞参戦を見据えると、どうしても賞金を加算したい立場。まさに「勝負の一戦」だ。
川田将雅騎手は
レッドルゼルとのコンビで2戦2勝。ややゲートに不安がある
レッドルゼルだが、川田騎手との2戦ではそういった面を覗かせることなく好位からレースを進められている。今回、相手は強化されるが、目下の充実ぶりと「ゴールデンコンビ」の手綱捌きで、一気の重賞奪取があっても不思議ではない。