2日続けて重賞レースが組まれている15日(水)、16日(木)の門別
グランシャリオナイター開催。まずは15日のメイン(最終)12Rで、内回り1600mの古馬重賞「第17回星雲賞H3」(JBC協会協賛「
アルアイン賞」=1着馬の生産牧場に
アルアインの2021年種付け権利を付与)が行われる。
昨年の
道営記念H1(11着)後に佐賀に移籍して7戦2勝、当レースで“里帰り出走”が予定されていた
オヤコダカ(2016年、17年「星雲賞」2連覇)の出走回避は非常に残念だが、8頭立てながら近走好調馬が顔をそろえ注目の一戦だ。
展開不問の圧倒的存在は見当たらず、勝ち馬検討にあたっては「展開、道中の流れをどう読むか」が問われそう。「勝利」を意識した各馬が早めに押し上げていく展開なら、バテることなく息の長い末脚を繰り出せる
モズノーブルギフト、
クラキングスらの台頭が。逆に、早々に隊列が決まりスローからの直線ヨーイドン競馬になるなら、序盤から前付けで運べるだろう
クインズプルートや「瞬発力勝負」に秀でる
アルタイルらが有利となりそうだ。
南関東オープンから今春転入、三戦を重ねる中でようやく復調気配が出てきた古豪
リアライズリンクスまで含め、少頭数でも思いのほか激しい攻防を見せてくれるだろうメンバー構成となった。結果や如何に。発走は20時35分です、お見逃しなく!
(文:ひだか応援隊)