2002年に3歳以上の牝馬限定による重賞競走として新設された。2010年からGRANDAM JAPAN 古馬シーズンの対象レースに指定され、シリーズ3戦目として行われている。第19回目を迎える今年は、南関東から3頭、佐賀から1頭が参戦し、地元馬との戦いに興味が集まりそうだ。
◎は地元の
クオリティスタート。前走
ヒダカソウカップを見事2連覇で飾った。昨年よりもレース内容や勝ちっぷりが良く、このレース3度目の出走で初優勝を狙う。
○は大井の
グランモナハート。デビューから堅実に走りながらも、なかなか勝ち星に手が届かなかったが、2走前の
ロジータ記念を制して、初勝利が重賞勝ちとなった。前走の
マリーンカップ(10着)は交流重賞でさすがに相手が強かったが、今回のメンバーなら上位争いに加われるとみた。
▲は2走前の交流重賞
エンプレス杯2着が光る大井の
ナムラメルシー。差しが生きる展開だったこともあるが、直線の長い門別なら再度末脚を発揮できそうだ。
△は2頭。このメンバーに入っての力関係がどうかだが、高知で重賞勝ちのある大井の
ナンヨーオボロヅキと、佐賀で安定した成績で走っている
アンバラージュ。
他場からの遠征組4頭と、それを迎え撃つ
クオリティスタートら地元組との力比べとなりそうな
ノースクイーンカップは、7月16日(木)、20時40分発走。
(文:佐々木祥恵)