14日に
川崎競馬場で行われた
アクルックス特別(ダ2000m・11頭)は、先手を取った
森泰斗騎手騎乗の
アブソルートクイン(牝4、船橋・
米谷康秀厩舎)が直線で後続を突き放し、最後は2着の
ウインブルースカイ(牡7、川崎・
河津裕昭厩舎)に5馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分11秒3(不良)。この勝利で、
アブソルートクイン鞍上の
森泰斗騎手は
地方競馬通算3000勝を達成した。
【
森泰斗騎手のコメント】
――3000勝を達成した今の気持ちを聞かせてください。
「あと1つとなってから意識してしまい足踏みしましたが、今日中に決められて良かったです」
――森騎手にとって3000はどういう数字でしょうか。
「通過点にしなければいけない数字だと思いますが、デビューから22年、いろいろなことがありましたし、ひと区切りが付いてホッとしています。ここ10年くらいは日本のジョッキーの中で一番数を乗って働いてきたという自負はあります。少し努力が実ったのかと今日だけは自分を褒めてあげようと思います」
――3000勝の勝ち鞍の中で印象深い馬をあげるならどの馬でしょう?
「感謝しなければならない馬はたくさんいて絞りきれませんが、先頃亡くなられた
佐藤賢二調教師の元で重賞を勝たせてもらったということもあり、
キタサンミカヅキや
ヒガシウィルウィンが思い浮かびますね」
――今後の目標にする数字等はありますか?
「ここから上はものすごい先輩方ばかりで、少しでも近づけるよう今まで通り努力していきたいです。数字というよりは1つでも多く勝てるよう努力していきたいですね」(船橋ケイバのリリースより)