スマートフォン版へ

【中京記念】ギルデッドミラー才能キラリ 楽々登坂!初対戦の古馬相手に存在感

デイリースポーツ
  • 2020年07月16日(木) 06時00分
 「中京記念・G3」(19日、阪神)

 ギルデッドミラーが15日、栗東坂路をリズミカルに駆け上がり、順調な調整ぶりを示した。NHKマイルC3着馬が、古馬との初対戦で存在感を示す。ソーグリッタリングも栗東CWで力強い脚さばき。惜敗続きにピリオドを打つ構えだ。

 これから上り詰めて行く。そんな強い思いのこもった登坂だった。NHKマイルC3着のギルデッドミラーが、楽な手応えで栗東坂路を駆け上がり、4F53秒5-37秒7-12秒3を計時。申し分のないアクションを示して、戦う準備を整えた。とにかく重心がぶれない。ごく自然に加速する所作は、リズミカル。2カ月ぶりながら、重苦しさは皆無と言っていい。

 初コンビとなる北村友は、丁寧にパートナーと向き合い、気持ちを掌握。「動きがとても素軽くて、良く感じました。折り合いに課題のある馬ですが、単走ということもあり、折り合いを欠くことなく、追い切れたと思います」と好感触をつかむと同時に、「先入観を持たずにリズム良く運びたいです」と前を向いた。

 松永幹厩舎は中京記念を過去3勝。12、13年をフラガラッハで連覇し、昨年はグルーヴィットで3歳馬でのタイトル奪取に成功している。指揮官は「先週しっかりやっていますから、今週はジョッキーに感触を確かめてもらう感じで。いい動きでしたね。最近は我慢ができるようになっていますし、馬体も成長してしっかりしてきました」と確かな手応えをつかんでいる。

「阪神でもいい競馬(アーリントンC2着)をしてくれていて、重馬場でも走れていますからね。古馬とは初めての対戦になりますが、楽しみです」と強い期待感をにじませた。

〈1・2・2・0〉と高いマイル適性、ハンデ51キロ、〈1・1・0・0〉の阪神コース。背中を押してくれる材料は、ひとつではない。勇気を持って歴戦の古馬にアタック。牝馬の時代の系譜を受け継ぎ、若き才能がきらめく。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す