過去10年で1、2人気が馬券になったのが、わずか4頭という波乱必至のハンデ戦です。とくに近5年では、3着以内馬15頭のうち9頭が7人気以下。穴馬の活躍が目立っています。そして最大のポイントは、過去10年の出走馬159頭のうち51頭を占める
巴賞組の取捨でしょう。一般的にいわれている「好走馬を消し、凡走馬の巻き返しを狙う」という
セオリーに、ケシウマの消去法がもうひとつ、重要な予想要素を加えています。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
ちなみに、おなじくハンデ重賞の先週の
七夕賞では、1人気9着の
ジナンボーと2人気4着の
ヒンドゥタイムズをきっちりと消し、3人気優勝の
クレッシェンドラヴと6人気3着の
ヴァンケドミンゴを絞り込んだ5頭のなかに残していました。今回は、
函館記念の消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走10頭立て以下の連闘・中1週馬[0-0-0-18] 複勝率0%
該当馬:
スズカロング、
トーラスジェミニ、
ドゥオーモ、
ナイトオブナイツ、
ベストアプローチ、
レッドサイオン連闘や中1週とレース間隔が詰まって出走してくる馬のほとんどは、前走で函館の非重賞戦組となる。主に
巴賞組が中心となるが、その取捨のカギは前走の出走頭数だ。11頭以上だった場合は[1-4-2-22]と好走可能だが、10頭立て以下になると[0-0-0-18]と苦戦必至なのである。
(過去の主な該当馬:17年
サトノアレス1人気6着、
アングライフェン3人気4着、11年
マイネルスターリー1人気8着)
レース間隔が短い
巴賞組の場合、そこで好走してしまうとハンデが重くなるのに加え、レースの疲労による反動が生じやすいのは間違いありません。さらにもうひとつ、少頭数から小回りの多頭数への変化も減点材料になってしまうようです。
実際、昨年ワンツーを決めることができた
巴賞組は、異例の16頭立てからの臨戦でした。そして今年、10頭立てだった
巴賞組は5頭が参戦。凡走馬の巻き返しを狙う手もありますが、まとめて割り引いてしまう手もありそうです。
さらに残りの条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬はいったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。