スマートフォン版へ

【佐賀・吉野ヶ里記念】11連勝中ドラゴンゲートに浅野靖典が“小ネタ”で対抗!?

  • 2020年07月18日(土) 18時00分
 19日(日)に佐賀競馬場で重賞・吉野ヶ里記念が開催。現在、破竹の11連勝中のドラゴンゲート(牡8、佐賀・三小田幸人厩舎)が出走を予定し、今年は一強ムード。ぐりぐりの大本命に抗う一頭はいるのか? 地方競馬に精通する浅野靖典が展望する。

「7月19日(日)に佐賀競馬場で行われる吉野ヶ里記念は、8月12日に予定されているダートグレード競走・サマーチャンピオン(JpnIII)につながる重賞。九州地方は集中豪雨の影響が大きくなっていますが、佐賀県も水曜日頃までは雨が続いた状況。昨年の吉野ヶ里記念の日は大雨で開催が中止になっただけに、これ以上の雨は降らないでほしいところです。

 先週末の佐賀競馬場は、土日ともに不良馬場。その後の天気を考えると、吉野ヶ里記念も水分を多く含む馬場での実施になりそうです。そうなると先行できるタイプが有利で、ドラゴンゲートは注目度がさらに上がりそう。

 JRA時にダート短距離でオープン特別を含む5勝。その当時にサマーチャンピオンに出ても、首位争いができたのではと思わせるほどの実績です。その馬が佐賀に移籍したというのなら、11連勝を遂げているのは当然と言ってもいいくらい。このレースを、佐賀所属馬による初めてのサマーチャンピオン制覇へのステップにしてほしいものです。
 
 ハッピーハッピーも佐賀での移籍初戦から11連勝を飾った実績馬。しかしJRAでは4戦未勝利ですから、“絶対王者”と比べると見劣る感は否めません。ここは2番手として考えるのが妥当でしょう。
 
 ちなみに今年の吉野ヶ里記念に登録しているA1クラスの馬は3頭だけ。『ドラゴンゲートとは戦いたくない』陣営が多いことの裏返しといえるかもしれません。

 そんななか、敢然と名乗りを挙げたのが、3歳牝馬ながらA1クラスに格付けされているミスカゴシマ。デビュー戦から“佐賀競馬場では負け知らず”で九州ダービー栄城賞に臨みましたが、後続の目標にされる展開で3着。佐賀での11連勝は達成できませんでした。

 続いて初めてとなる古馬混合戦に挑んだ前走の大分川特別では、見せ場に乏しい内容で7着。それでも他馬より負担重量が軽くなるのはプラスですから、今後のためにも上位争いに期待したいものです。
 
 そのほかの9頭はA2クラスで、最近の成績を見ると強調材料に乏しい印象。そこで登場するのが“小ネタ”です。過去5回の吉野ヶ里記念では、“4走前が1750m以上だった”という馬が1頭だけ連対しているのです。

 今年のメンバー構成は例年と違うので、あてはまるかどうか未知数ですが、この“謎データ”を頭のなかにちょっとだけ入れておく手はあるかもしれません!?」

(文=浅野靖典)

さがけいばでは、ナイターレースの愛称を大募集中です! 受賞者には佐賀県の“おいしい賞品”のプレゼントもありますので是非ご応募ください。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す