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【アイビスSD】藤田菜七子、ラブカンプーと挑む!得意コースで自身2つ目タイトルへ

デイリースポーツ
  • 2020年07月21日(火) 06時20分
 「アイビスSD・G3」(26日、新潟)

 夏の新潟開催の開幕週を飾るのは、国内でただひとつの直線1000メートルが舞台となる重賞。CBC賞で見事な逃げ切りを決めたラブカンプーが、藤田菜七子とのコンビで連勝を目指す。

 19日の福島7Rで5週連続Vを決めて、好リズムをキープしている藤田菜七子。勢いに乗って挑むアイビスSDは、自身にとって27回目のJRA重賞参戦となる。昨年12月のカペラS(コパノキッキング)に続く、2つ目のタイトル奪取が懸かる一戦だ。

 パートナーは前走のCBC賞を13番人気で逃げ切ったラブカンプー。初コンビだった前々走の韋駄天Sは4番手を進みながらも伸び切れず、勝ち馬から0秒6差の7着。それでも「さすがに背中のいい馬だと感じました。その段階ではいい成績を出せていなかったけど、返し馬では能力のあるところを感じました」と好感触をつかんでいた。

 すると次戦で鮮やかな復活劇を演じてみせた。51キロの軽ハンデもあったが、後続を寄せ付けない逃走Vで2年5カ月ぶりの白星を挙げて重賞初制覇。「気持ちの難しいところがあるので、斎藤騎手がうまくエスコートして、すごいなと思っていました」と感心する。

 後輩の好騎乗に刺激を受けないわけがない。菜七子自身、新潟は最多の通算41勝を挙げる得意コース。直線競馬も66戦して〈8・4・2・5・2〉と上々の戦績を残している。ラブカンプーは18年のアイビスSDでは2着に入っており、重賞連勝のチャンスは十分だ。菜七子も「斤量は重くなりますが、実績のあるレース。いい流れで次につなげたいですね」と意欲満々。勝てばサマースプリントシリーズの優勝に大きく近づく。快速牝馬&菜七子のコンビが、夏競馬をさらに盛り上げる。

提供:デイリースポーツ

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