26日に新潟競馬場で行われる
アイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・芝直線1000m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みが
サクラバクシンオー。3回で
ファルブラヴ、
クロフネが続き、2回が
アドマイヤムーン、
ヨハネスブルグ、
アフリートとなっている。複数回好走実績のある種牡馬が、いずれも非
サンデーサイレンス系であることには着目したい。
バトルプラン産駒は「1-0-0-0」。昨年、
ライオンボスが産駒としても初出走・初勝利を収めているが、下級条件を含めても同産駒の好走例は同馬に限られる。その
ライオンボスが今年は前年の覇者として連覇を狙う。(同産駒のコース成績は「4-1-0-5」複勝率50.0%・複勝回収率291%)。
ショウナンカンプ産駒は「0-1-0-4」。18年
ラブカンプーが2着に好走しており、
サクラバクシンオーの後継種牡馬としても注目が集まる。今年は
ラブカンプーが3年連続、
ミキノドラマーが2年連続で出走予定(同産駒のコース成績は「8-6-5-53」複勝率26.4%・複勝回収率112%)。
ロードカナロア産駒は「0-0-0-1」。下級条件を含めた場合、
サラドリームが3勝、
ジョーカナチャンが2勝を挙げる活躍を見せており、これからが期待される印象を持つ。同産駒からは
イベリス、
ジョーカナチャンが出走を予定しており、前者は15・16年と連覇を果たした
ベルカントの半妹(同産駒のコース成績は「5-3-3-22」複勝率33.3%・複勝回収率87%)。
アルデ
バラン2産駒は「0-0-1-2」。出走例はいずれも
レジーナフォルテによるもので、17年3着・18年4着・19年5着と毎年上位を賑わせている。今年は
クールティアラ、
レジーナフォルテの2頭が出走予定(同産駒のコース成績は「4-2-3-26」複勝率25.7%・複勝回収率81%)。