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【クイーンS展望】真夏の牝馬限定重賞、あの馬の巻き返しを期待したい

  • 2020年07月28日(火) 06時00分
 17年、18年の勝ち馬であるアエロリットディアドラをはじめとして、夏のローカルGIIIとしてはメンバーが揃うことが多い牝馬限定重賞。人気馬の信頼度は高く、過去10年で1番人気が7連対、残りの3年は2番人気が連対している。

1.スピード勝負に対応できるか

 昨年の覇者ミッキーチャームは2走前に阪神牝馬Sを制していて、17年の勝ち馬アエロリットNHKマイルC優勝からの臨戦。また、15年に波乱を演出したメイショウスザンナは元々マイル以下を主戦場としていた。開幕序盤の芝1800m戦であるからスピード勝負になることが大前提で、より短い距離のスピード競馬で実績を残してきた馬が台頭する。

2.距離延長組が優勢

 函館開催だった13年を除く過去9年で、距離短縮組は勝率5.7%、連対率11.3%であるのに対して、距離延長組は勝率9.4%、連対率21.9%。上の内容とも繋がるが、距離延長組が優勢となっている。

3.間隔の空いている馬に注目

 過去9年で、中9週以上の馬は[7-5-4-37]で連対率22.6%、複勝率30.2%%なのに対し、中9週未満の馬は[2-4-5-53]で連対率9.4%、複勝率17.2%。春から間隔を空けて挑んでくる馬はそもそも実績上位の馬が多いという偏りも考えられるが、ゆったりしたローテーション自体がマイナス材料でないことは確か。

 コントラチェックはこれまで重賞2勝。その内の一つが高速馬場のマイルで行われたターコイズSであり、スピード競馬は歓迎だ。前走のヴィクトリアマイルは先手を奪えなかったこともあってか惨敗を喫してしまったが、GIIIのここなら巻き返しを期待できるだろう。

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