サ
マーシーズン唯一の牝馬限定重賞ということもあり、格がものをいう一戦です。そのため、GIからの臨戦馬が過去10年で7勝(海外含む)。対して、GI以外からの前走勝利馬の成績は[2-1-1-22]と特筆できる数字ではありません。
勢いのある連勝馬でも、3頭出走して6、9、11着(3、4、7人気)という結果に終わっています。そんななか、今年はGI組が9、14、15着凡走からの参戦なのに対して、同距離重賞連勝馬が挑むという、興味深い構図になっています。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば先週の
アイビスサマーダッシュでは、残った馬でのワンツー決着。あるいは先々週、大波乱の
函館記念で3着馬を推奨した「注目の穴馬」のコーナーもオススメです。ここでは、
クイーンSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走6人気以下かつ4角10番手以下[0-0-0-15] 複勝率0%
該当馬:
シャドウディーヴァ、
ビーチサンバ開催前半の前優位な馬場状態で行われていることもあり、前走で4角10番手以下だった馬は過去10年で[0-0-3-20]と苦戦傾向にある。前走でそれなりの人気を集めていた実力馬や好調馬でなければ、巻き返しは厳しそうだ。
(過去の主な該当馬:19年
フロンテアクイーン2人気7着、15年
フーラブライド2人気8着)
上位人気が予想される
ビーチサンバが消去データに該当しました。過去10年で[3-4-3-13]かつ複勝率47.6%を誇る
ヴィクトリアマイル 組の1頭です。しかも
父クロフネは、17年の優勝馬
アエロリットと同じで、このレースで最多の4勝を挙げている
ノーザンダンサー系でもあります。
ただし、なかなか強力なプロフィールである反面、
ビーチサンバの勝利は2歳時のみで、連対も3歳限定戦まで。そして古馬重賞はこれまで3戦して5、4、9着なので、印象ほど実力馬ではなく、好調でもないタイプとケシウマのデータから判断することもできそうです。
さらに、「スペシャルデータ」を含む残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。