netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
クイーンSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
友道康夫厩舎×
吉田隼人騎手(
レッドアネモス)】
「
友道康夫厩舎×
吉田隼人騎手」の「直近1年」成績は5-2-1-6で複勝率57.1%、複勝回収率97.1%。ベタ買いプラスの水準には届いていないが、どうしても人気になりやすい厩舎だけに回収率が伸びないのは致し方無いところだろう。とはいえコンビ回数10回以上の8騎手の中で複勝回収率97.1%は堂々の一位で、馬券妙味は十分だ。ちなみに単勝回収率は153.6%。
5勝は全て2020年に入ってから挙げたもので、直近では5月31日の
白百合Sを
ヒュッゲで制している。その
ヒュッゲは金子真人ホールディングスの所有馬だが、他にも
アドマイヤミモザ(近藤旬子オーナー)、
ラヴィンフォール(大塚亮一オーナー)、
ウーリリ(金子真人ホールディングス)、
ランブリングアレー(社台レースホース)と、しっかり有力オーナーの馬で勝ち切っているのは特筆に値する。友道調教師の
吉田隼人騎手への信頼が増しているであろうことは想像に難くない。
吉田隼人騎手は
レッドアネモスに初騎乗。近3走は0.6〜0.7秒差と一押しを欠いているが、乗り方ひとつで変わる差だとも言える。「ゴールデンコンビ」によるプラスαに期待したい。