過去10年では、1-2人気馬が7勝を挙げている人気決着の多いレースです。ただし近3年に限れば、3着以内馬9頭のうち5頭が2ケタ人気と波乱度が急上昇しています。そのうち2頭が
ジャパンダートダービー凡走馬だったように、前走から条件が変わって巻き返してくる馬を探すのが、高配当的中の近道となりそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば先週の
クイーンSでは、消去データをかいくぐった【残った馬】の4頭に、11番人気(単勝43.7倍)で優勝した
レッドアネモスがいました。波乱確率の高い
レパードSでも期待したいところです。今回は、
クイーンSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走
ユニコーンS出走(ただし、当日地方出身騎手騎乗馬は除く) [0-0-0-12] 複勝率0%
該当馬:
ケンシンコウ、
デュードヴァン、
ラブリーエンジェル同じ3歳限定のダート重賞の
ユニコーンSからの直行馬は、過去10年で[3-0-0-15]と勝つか負けるか両極端の成績。どちらも左回りという共通点はあるが、大箱でワンターンの府中1600mときついコーナーを4回まわる新潟1800mでは、求められる適性が違ってくるのがその遠因だろう。そして優勝した3頭の鞍上をみると、戸崎騎手が2勝で内田騎手が1勝。つまり、砂のスペシャリストである地方出身騎手のサポートが、コース替わりで必要になってくるのかもしれない。
(過去の主な該当馬:19年
エルモンストロ4人気10着、17年
ハルクンノテソーロ4人気6着)
1番人気の可能性もある
デュードヴァンが消去データに該当しました。確かに、ダートでは4戦3勝2着1回の実績を誇りますが、そのすべてが府中の1600m戦。芝でもワンターンの阪神マイルしか経験がなく、コース替わりに不安が残る馬です。生え抜きの中央所属ジョッキーで、全国リーディング2位の川田騎手の手綱さばきが問われることになりそうです。
さらに、「スペシャルデータ」を含む残りの消去条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。