スマートフォン版へ

【札幌記念展望】夏競馬最大のレース、あの馬の巻き返しを期待したい

  • 2020年08月18日(火) 06時00分
 夏のローカル開催で唯一行われるGII戦。サマー2000シリーズの第4戦にして最大のポイントが付与されるレースではあるが、札幌記念の勝ち馬は凱旋門賞や天皇賞など秋のGIへ直行することが珍しくなく、サマー2000シリーズとの結びつきはそれほど強くない。

1.スピードが要求される

 昨年は、長距離路線に進んでいたフィエールマンが1番人気で3着に敗れ、毎日杯勝ちのあったブラストワンピースが勝利。一昨年は、ダービー馬マカヒキが1番人気で2着に敗れ、マイル以下の重賞を2勝していたサングレーザーが優勝。14年は中長距離路線で活躍して断然人気に支持されていたゴールドシップが、桜花賞ハープスターに敗れた。スタミナよりはスピードがものを言うレース。

2.小柄な馬は不振気味

 函館開催だった13年を除く過去9年で、馬体重が500kg以上だった馬は[2-7-2-26]で連対率24.3%、複勝率29.7%と優秀。また、480〜499kgの馬も[4-2-3-36]で連対率13.3%、複勝率20.0%とまずまずの成績。対して、479kg以下の馬は[3-0-4-42]で連対率6.1%、複勝率14.3%。

3.距離短縮馬が優勢

 過去9年、前走からの距離短縮となる馬は[4-4-6-22]で連対率22.2%、複勝率38.9%と上々の成績。対して、前走も2000mだった馬は[2-2-2-53]で連対率6.8%、複勝率10.2%、前走からの距離延長となる馬は[3-3-1-29]で連対率16.7%、複勝率19.4%。


 トーセンスーリヤは重賞実績が芝2000mの新潟大賞典しかないが、条件戦はいずれも芝1800mを勝ち上がってきており中距離馬としてはスピードが秀でたタイプと見ることができる。前走の宝塚記念は馬場が特殊で参考外。過去には札幌コースでしばしば好走してきており、今回の条件替わりで巻き返しを期待できるだろう。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す