「キーンランドC・G3」(30日、札幌)
UHB賞を完勝した
ライトオンキューは26日、札幌ダートでさらに上昇ぶりを見せつける走り。2つ目の重賞Vへ、意欲をみなぎなせた。
急上昇だ。古川を背に札幌ダートで追い切った
ライトオンキュー。弾むように四肢を伸ばし、手応え良くゴール板を駆け抜けた。時計は4F53秒1-38秒2-12秒1。昆師は「前回よりも数段いい。見た目から進化している。短距離馬がこの時期に中身が入るのは珍しい」と、5歳でも成長し続ける姿に感心した。
「とにかく脚が速い!」。引き揚げてきた古川も開口一番、こう言ってうなるほど。続けて「順調だし、使った分、良くなった。しっかりと反応してしっかりと伸びている」と前走以上の出来を強調する。
ドバイ遠征明けの
函館スプリントSこそ6着に敗れたが、前走はトップハンデで快勝。昨年のこのレースでは4着に敗れたものの、地力強化が著しい。主戦は「昨年よりも成長している」と手応えをつかむ。昆師も期待を込める。「力のいる馬場が得意。
高松宮記念に使っていれば、楽勝していたと思う。目指すのはG1しかないと思っているので。負けられない」。秋の大舞台へ弾みをつける。1年越しのリベンジへ準備は整った。
提供:デイリースポーツ