過去10年では、1番人気と3番人気がそれぞれ[4-2-0-4]と[4-1-0-5]で、4勝ずつを挙げています。しかも近8年に限れば、どちらかが優勝。なぜか成績の振るわない[0-1-2-7]の2番人気馬を含め、上位馬の人気には注意したいところです。
一方、穴ならば、前2年とも8番人気で馬券になっている「牝馬」でしょう。とくに、人気薄で期待できるのは率では劣る関東の牝馬です。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば今月8月の重賞では、【残った馬】のなかから
北九州記念で
アウィルアウェイが10番人気で3着、
関屋記念で
トロワゼトワルが8番人気で2着、
レパードSで
ブランクチェックが5番人気で3着、
クイーンSで
レッドアネモスが11番人気で優勝と、消去データをかいくぐって好走を果たしました。
このように人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去法。ここでは、
新潟2歳Sの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】 ※芝1600mに条件変更となった02年以降の18回のデータを参照したもの
前走新潟1400-1800mの未勝利戦で2番人気以下 [0-0-0-17] 複勝率0%
該当馬:
ショックアクション、
ファルヴォーレ前走で未勝利戦出走馬は、過去18年で3勝どまりと、11勝を挙げている新馬組に対して分が悪い。とくに、本番と距離の近い1400-1800mの新潟戦で、2番人気以下の評価だった馬の好走確率は急落する。
(過去の主な該当馬:13年
ダウトレス2人気9着、10年
キッズニゴウハン2人気8着)
ゴドルフィン2頭出しで上位人気が予想される、
ショックアクションが消去データに該当しました。前走の同舞台の新潟マイル戦で、3人気の控えめな評価を覆して0.7秒差で快勝しているだけに、真っ先に消すのにちょっと勇気がいるタイプです。ただし、前走でコンビを組んだ福永騎手は、今回は
フラーズダルムに騎乗。単に先約があっただけかもしれませんが、少し疑ってみる余地はありそうです。
さらに残りの消去条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。