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【ビューチフルドリーマーC予想】クレイジーアクセルが2連覇なるか!?/NARレース展望

  • 2020年08月30日(日) 11時00分
 岩手県の小岩井農場で輸入した繁殖牝馬ビューチフルドリーマーを記念し、1975年に牝馬による特別レースとして創設され、2000年に重賞に格上げされている。第46回を数える今年は、昨年の覇者クレイジーアクセルをはじめ9頭で争われる。

 ◎にクレイジーアクセル。昨年のこのレースの覇者で、昨年は交流重賞のクイーン賞にも優勝して絶好調だった。今年はまだ未勝利も、2走前のマイルグランプリトライアルが休み明けで3着、前走の兵庫サマークイーン賞は圧倒的な1番人気に推されたが、大出遅れが響いて5着と敗れたものの、上がりはメンバー中最速と力のあるところを見せた。スタートがポイントとなるが、スムーズに出れば、勝ち負けは必至だ。

 〇にグランモナハート。3走前のロジータ記念に優勝し、初勝利が重賞制覇となった。それまでも重賞を含めて堅実に走っており、ポテンシャルは高い。前走のノースクイーンCでは逃げて3着に踏ん張っており、ここもスンナリ逃げられれば面白い。

 ▲にクオリティスタート。前走の交流重賞ブリーダーズGCはさすがに歯が立たなかったが、その前にヒダカソウC、ノースクイーンCと2連勝しており、充実している。初コースの水沢が鍵だが、地方馬同士なら地力は上位。もしこのレースに勝てば、GRANDAME JAPAN古馬シーズンのトップに立つ。

 △は2頭。アッキーは昨年のこのレース2着馬。2走前に地方で重賞8勝の強豪タガノゴールドを破り重賞初制覇。昨年水沢コースを経験しているし、上位争いに食い込めそうだ。もう1頭は2走前のノースクイーンCクオリティスタートのハナ差の2着となったアンバラージュ

 昨年の覇者で交流重賞クイーン賞勝ちのあるクレイジーアクセルが一歩リードの印象もあるが、人気上位馬は実力が拮抗しており、牝馬同士の熱い戦いが繰り広げられそうだ。ビューチフルドリーマーカップは、8月30日(日)、17時40分発走。

(文:佐々木祥恵)

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