スマートフォン版へ

【イヌワシ賞予想】マーキュリーC3着のランガディア、強さ見せる/NARレース展望

  • 2020年09月01日(火) 11時00分
 9月1日、金沢競馬場で重賞・イヌワシ賞(2000m)が行われる。29日に行われる白山大賞典(JpnIII)トライアルで、地方全国交流。北海道、岩手、大井、兵庫からそれぞれ1頭の遠征馬を迎え、8頭立てで行われる。

 中心はマーキュリーC(JpnIII)3着のランガディア(岩手)。JRA時代は5勝を挙げたオープン馬で、今春に岩手に移籍すると、地元重賞を3連勝。岩手を代表して出走した前走・マーキュリーCでは中団インコースを進み、勝負所で外に出すと直線もよく伸びて3着と力を見せた。ここでは頭1つ抜けた存在で、初めての金沢コースも問題ないだろう。

 相手筆頭は地元のティモシーブルーか。金沢の中長距離では強さを誇り、昨年の白山大賞典では地方馬最先着の5着で、金沢の今年最初の重賞・金沢スプリングCも制覇。その後、利家盃2着、百万石賞3着と重賞で勝ちきれないレースが続いてはいるが、どちらかというと徐々に脚を使うイメージの馬で、百万石賞もじわじわと伸びてはいた。前走の特別戦もきっちり勝っており、ここは地元の意地を見せたいところ。

 リンノレジェンド(北海道)は昨年、黒潮盃(大井)、ダービーグランプリ(盛岡)、道営記念(門別)と重賞の中でもハイレベルなレースを3連勝。圧倒的な強さは大きな衝撃を与えた。ところが、今シーズン初戦のコスモバルク記念は8着と意外な結果。2番手の馬と2頭で後続を10馬身以上離して逃げる形となり、息を入れづらい展開とあっては仕方なかったか。その後は控える競馬も試み、3走前は控えた2番手外から勝利した。もう一段パワーアップしようとしている状態のように感じ、ここでその姿が見られれば、勝利もありそう。

 ストーンリバー名港盃(名古屋)2着、摂津盃(園田)4着と近走は重賞で好走。展開の助けなどがほしい部分があり、馬場的にもレースのしやすそうな枠に入ったのはプラスではないだろうか。

 イヌワシ賞は9月1日金沢11R、16時55分発走予定。

(文=大恵陽子)

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す