5日に札幌競馬場で行われる
札幌2歳S(2歳・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、函館競馬場で代替開催された2013年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる4回の馬券絡みが
キングカメハメハ。次点で2回の
ネオユニヴァース、
ハービンジャー、
ゴールドシップ、
ステイゴールドが続く。
ゴールドシップ産駒は「1-1-0-0」。
ゴールドシップ自身も11年
札幌2歳S・2着の実績を持つが、昨年は
ブラックホール(5人気1着)と
サトノゴールド(3人気2着)が1・2着となり、新種牡馬として早々に箔をつけてみせた。今年は
アオイゴールド、
ウインルーア、
コスモアシュラ、
ユーバーレーベン、
ヴェローチェオロの5頭が出走予定。
オルフェーヴル産駒は「1-0-0-1」。産駒初出走となった17年に
ロックディスタウンが勝利しており、これは父
オルフェーヴルとしても初重賞タイトルとなった。それ以来の3年ぶりとなるが、今年は
スライリーが出走予定。
ネオユニヴァース産駒は「2-0-0-8」。14年
ブライトエンブレム、10年
オールアズワンが勝ち馬となるほか、データ集計期間外にも08年に
ロジユニヴァースが勝利しており、勝つか負けるかハッキリした産駒成績が特徴となっている。今年は
リキサントライが出走予定。
初出走となる
キズナ産駒は上位人気と目される
バスラットレオンほか、
ヴィゴーレが出走予定。前者の母の
父New Approachは、父として昨年に
ダーリントンホールが3着に好走するほか、父系祖父としても17年に
ファストアプローチ(父
Dawn Approach)がクビ差2着と惜敗の実績を持つ。