「札幌2歳S・G3」(5日、札幌)
新馬戦を4馬身差で快勝した
ピンクカメハメハは2日、軽快な脚取りで好時計をマークし、好調をアピール。
全身を使って軽快に駆けた。
ピンクカメハメハは札幌芝で5F66秒1-35秒8-11秒8。単走で馬なりだったが、弾むように好時計をマークした。
新馬快勝後に放牧を挟み、1カ月半ぶりの実戦となるが好仕上がり。清水亮助手は「先週、(武)豊さんに時計を出してもらってスイッチが入ったので。今週はそれほどやらないつもりだったけど、乗り手が思うよりも時計が出るぐらいだから調子がいい」と胸を張る。
同馬は母が25歳の時の産駒で、17歳離れた姉に、05年
宝塚記念などG1・3勝を挙げた
スイープトウショウがいる良血馬だ。新馬戦の勝ちっぷりに
武豊も「能力がありそう」と評価。仕上げ人も「向正面からまくられても動じることなく対応したし、操作性が高い。このメンバーなら勝ち負けしていい力がある」と手応えをつかむ。
話題性だけじゃない。高い素質とセンスで、北の2歳重賞を勝ち取る。
提供:デイリースポーツ