9月13日(日)に中山競馬場で行われる
京成杯AH(GIII)に出走予定の
ラセット(牡5、栗東・
庄野靖志厩舎)について、追い切り後の
庄野靖志調教師のコメントは以下の通り。
「(前走は)少ししか脚を使えない馬ではあるんですけど、その持ち味を充分に活かせる騎乗だったと思います。結果としては2着ですけど、良い競馬だったと思います。
古馬になってから身体もしっかりして力もついてきたので、これから重賞を戦っていくにあたっても十分な態勢が整ってきたのかなと思います。
前走後はリフレッシュ放牧をさせてもらって、帰ってきてからも順調に調教をこなしています。先週の追い切りがちょっと軽めになっちゃったんですけど、その分、今日はしっかり追い切りをやりまして、これからレースに向けてぐんと上向いていくんじゃないかなと思います。
惜しい競馬が続いているんですけれども、前走は重賞でも力を示せましたし、これからどんどん成長していける馬だな、と思っています。
(サマーマイルシリーズの結果がかかる一戦、との問いに)後からついてくるものですし、勝たないともちろんサマーマイルシリーズのチャンピオンになれないですしね。できれば勝ってサマーシリーズのマイルチャンピオンになってほしいですね。
中山の開幕週でマイルになるので、枠順や展開に左右されると思うんですけど、この馬の競馬に徹するだけかなと思います。終いの脚を活かせる競馬が合っていると思います。
ここ2戦は惜しい競馬が続いていますけれども、前走は重賞でも良い競馬が出来ていますので、何とかひとつタイトルが獲れるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI