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【京成杯AH予想】サマーマイルシリーズ最終戦!!斤量有利な3歳馬に注目/JRAレース展望

  • 2020年09月12日(土) 20時30分
 1956年創設の重賞オータムハンデキャップが前身で、1959年には京王杯オータムハンデキャップに、さらに1998年に京成杯オータムハンデキャップに改称されている。また4戦でポイントを競ってきたサマーマイルシリーズの最終戦にもなっている。第65回を迎える今年は、春にニュージーランドトロフィーを制したルフトシュトロームや、桜花賞3着のスマイルカナなど3歳勢はじめ、16頭で争われる。

 ◎にルフトシュトローム。初の左回りとなったGIのNHKマイルCでは5着と敗れたが、決して大崩れしたわけではない。新馬からニュージーランドトロフィーまで3戦3勝と中山のマイルはパーフェクトの成績でこの条件は大歓迎。斤量54キロも有利に働くだろうし、得意の舞台で古馬を一蹴する可能性大とみた。

 ○にスマイルカナ。先行したいこの馬にとって大外枠がどうかだが、前走の米子Sではハナを切らず好位からの競馬で勝てたのは大きな収穫。前走の50キロより2キロ増となるが、52キロなら外枠をうまくこなせば勝ち負けになる。

 ▲にアンドラステ。デビュー以来掲示板を外したことのない堅実派。オープンに昇級初戦のエプソムCで4着、前走の関屋記念で3着と重賞でも十分戦えるところを示した。53キロのハンデも味方しそうで、上位争いを期待したい。

 △は2頭。3歳時に桜花賞2着、秋華賞3着の実績が光るシゲルピンクダイヤ。54キロのハンデは手頃だし、初重賞制覇を狙う。もう1頭はトロワゼトワル。春にヴィクトリアマイルアーモンドアイの4着と健闘したものの中京記念では17着と大敗。だが関屋記念で2着と巻き返し、調子を上げてきたここで連覇を狙う。

 斤量有利の3歳馬2頭にマイル得意の古馬たちがどのような戦いを繰り広げるのか!? 京成杯オータムハンデキャップは、9月13日(日)、15時45分発走。

(文:佐々木祥恵)

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