現地時間12日、イギリスのドン
カスター競馬場で英クラシック最終戦・セントレジャー(3歳・2900m・11頭立て)が行われた。
道中は中団から進んだ3番人気
ガリレオクローム(牡3、T.マーカンド騎手)が直線で馬群を割って末脚を伸ばし、連れて脚を伸ばした5番人気タイのバークシャーロッコ(牡3、A.アッゼニ騎手)との叩き合いを制し、クビ差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分01秒94(良)。
バークシャーロッコから1馬身差の3着には、1頭だけ内を突いて伸びた4番人気
パイルドライバー(牡3、M.ドワイヤー騎手)が入った。
愛ダービー馬の1番人気サンティアゴ(牡3、L.デットーリ騎手)は4着、3連勝中だった2番人気ヒューカム(牡3、J.クロー
リー騎手)は5着だった。
ガリレオクロームは父
Australia(
その父Galileo)、母Curious Mind、
その父Dansiliという血統。アイルランドのJ.オブライエン厩舎の管理馬。通算成績は5戦4勝。4連勝・重賞初出走での戴冠となった。
鞍上のマーカンド騎手は、アデイブとのコンビで豪G1を2勝しているが、英G1はこれが初勝利となった。