JRA札幌開催も終わり、この9月半ば以降は例年通り、ホッカイドウ門別から各地の「交流重賞」に挑む遠征馬が一気に増えていくことになります。
今シーズンは9月15日までに、早くも遠征馬が4つの勝利(
シンボ=7月12日
JRA函館「横津
岳特別」/
クインズプルート=8月13日笠松「第49回
くろゆり賞」/
アークヴィグラス=8月18日金沢「第38回
読売レディス杯」/
リンノレジェンド=9月1日金沢「第16回イヌワシ賞」)を持ち帰ってきましたが、遠征馬が大きく増えるこれからのシーズン後半、さらに多くの重賞ゲットに期待が高まります!
9月末日までの遠征予定は下記の通りとなっています(9月15日現在)。
■ 17日(木)第14回
秋桜賞SP1/名古屋1400m=
アークヴィグラス(牝4・
小野望厩舎、
吉原寛人騎手)
■ 21日(月)第22回
ジュニアグランプリM1/盛岡芝1600m(3頭、下記)
・
エイシンビッグボス(牡2・
田中淳司厩舎、
岩橋勇二騎手)
・
スティールマドンナ(牝2・
角川秀樹厩舎、
阿部龍騎手)
・
スマイルミュ(牝2・
村上正和厩舎、
桑村真明騎手)
■ 27日(日)第68回
神戸新聞杯GII/中京芝2200m=
シンボ(牡3・齊藤正弘厩舎、
古川吉洋騎手)
■ 27日(日)第22回
岩手県知事杯OROカップ/盛岡芝1700m=
フジノロケット(牡3・
米川昇厩舎、
菅原辰徳騎手)
■ 29日(火)第40回
白山大賞典JpnIII/金沢2100m=
リンノレジェンド(牡4・
林和弘厩舎、騎手未定)
17日
秋桜賞(名古屋)の
アークヴィグラスは、勝利すれば
地方競馬の世代別牝馬重賞シリーズ「グランダム・ジャパン(GDJ)2020・古馬シーズン」の獲得ポイント首位に立つことになりますし、21日
ジュニアグランプリ(盛岡)は遠征予定の3頭に「ホッカイドウ門別勢4連覇!」達成が懸かります。
27日
神戸新聞杯の
シンボには「
菊花賞優先出走権」ゲットの期待が、同日
岩手県知事杯OROカップ(盛岡)の
フジノロケットは昨年
ジュニアグランプリで重賞初V決めた盛岡の芝コースで重賞2勝目ゲットに挑み、29日
白山大賞典の
リンノレジェンドは前哨戦イヌワシ賞を大差圧勝した勢いで初のダート
グレード制覇に挑戦することになります。
このように、全ての遠征馬に大きな楽しみがある9月後半ですが、その前に。きょう16日のメイン(最終)12Rは、JBC協会協賛スタリオンシリーズの「
エスケンデレヤ賞/C1-2〜C2-1組・1700m外回り」です。
門別のメイン競走としては珍しく、近走上位安定の「確たる中心候補」が見当たらない混戦ムードのメンバー構成です。どこからでも入れそうな顔ぶれで、好配当ゲットのチャンスも小さくなさそうです。発走は20時35分、お楽しみに!
(文:ひだか応援隊)