◎20日(日)中京競馬場で行われる第38回
ローズステークス(GII)に出走予定の
デゼル(牝3、友道)について追い切り後の
友道康夫調教師のコメントは以下の通り。
・(
オークスは)3戦目でGI挑戦ということと、ローテーションが厳しくその影響もあったのかと思います。着順は良くありませんでしたが時計はそんなに差がないのでこの馬としては頑張ってくれたと思います。
・中間は(宮城県の)山元トレーニングセンターに放牧に出しました。今年は暑かったのですが順調に過ごすことができました。お盆過ぎに栗東トレーニングセンターに戻して一週前の追い切りは併せ馬を坂路でしっかりやりました。時計的にも自己ベストを出したように動き的には良かったと思います。
・今日は坂路を単走で全体が54秒ぐらいで終いを重点的にという指示でやりました。最後の1Fの反応は良かったと思います。あくまでも秋初戦ということと目標が次の
秋華賞なので
トライアルとしていい状態で出走できます。
・(馬場が渋ったら)もともと母系がヨーロッパの血統なので重たい馬場でも対応してくれると思います。
・普段は大人しいのですが競馬に行っては騎手が
ゴーサインを出すとすぐに反応する、オンとオフがしっかりしている馬です。ただ成長がゆっくりでまだまだ幼い面もあります。でも春より身体も一回り大きくなっています。ここで次のGIに向けていいスタートを切りたいですね。
取材:檜川彰人
ラジオNIKKEI