21日に中山競馬場で行われる朝日杯
セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。
過去10年で最多となる7回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
ステイゴールドが続き、2回が
スクリーンヒーロー、
キングカメハメハ、
ハーツクライとなっている。
ディープインパクト産駒は「1-4-2-23」。昨年も8人気の
サトノルークスが2着に好走しているが、勝利したのは16年
ディーマジェスティに限られ、1〜3人気の支持を集めた馬が11頭もいたことを思うと勝ちあぐねる傾向が強い。今年は
サトノフラッグ、
フィリオアレグロの2頭が出走予定。
初出走となる
キンシャサノキセキ産駒は
ガロアクリークが上位人気と目される。父系祖
父フジキセキの産駒は07年
ゴールデンダリア(2人気2着)、11年
サダムパテック(1人気3着)が好走するほか、08年
ナリタダイコクは11人気ながら5着に激走してみせた(同産駒のコース成績は「0-0-1-7」複勝率12.5%)。
同じく初出走となる
ナカヤマフェスタ産駒からは
バビットが出走予定。父系祖
父ステイゴールドの産駒は過去に3頭が勝ち馬となっており、09年に父
ナカヤマフェスタも勝利しているため、父仔制覇のかかった一戦となる(同産駒のコース成績は「0-0-0-11」複勝率0.0%)。
新種牡馬
エピファネイア産駒は
リスペクトが出走予定。父系祖
父シンボリクリスエスの産駒として13年に
ユールシンギングが勝利しており、
Roberto系としてまとめれば近年は
スクリーンヒーロー産駒も活躍(同産駒のコース成績は「1-1-1-4」複勝率42.9%)。