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【セントライト記念 枠順データ分析】1-3枠は前走6着以下に敗れていた馬にこそ注目

  • 2020年09月18日(金) 08時05分
 21日に中山競馬場で行われる朝日杯セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。

 過去10年、馬番別では最多となる7回の馬券絡みが2番。次点で3回の4番、15番が続き、2回が8番、9番、11番、13番、14番となっている。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 0-3-2-10 複勝率33.3% 複勝回収率143%
2枠 1-0-3-15 複勝率21.1% 複勝回収率88%
3枠 2-1-0-16 複勝率15.8% 複勝回収率61%
4枠 2-1-0-16 複勝率15.8% 複勝回収率23%
5枠 0-1-1-18 複勝率10.0% 複勝回収率27%
6枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率43%
7枠 2-1-3-17 複勝率26.1% 複勝回収率72%
8枠 1-2-1-20 複勝率16.7% 複勝回収率33%

【前走6着以下】
1枠 0-3-0-0 複勝率100.0% 複勝回収率576%
2枠 0-0-2-2 複勝率50.0% 複勝回収率135%
3枠 1-1-0-5 複勝率28.6% 複勝回収率145%
4枠 1-0-0-4 複勝率20.0% 複勝回収率44%
5枠 0-0-1-6 複勝率14.3% 複勝回収率40%
6枠 1-0-0-5 複勝率16.7% 複勝回収率66%
7枠 1-0-2-7 複勝率30.0% 複勝回収率73%
8枠 0-0-0-8 複勝率0.0% 複勝回収率0%

 まず、特筆すべきは馬番2番の成績で、昨年も8人気のサトノルークスが2着に好走。勝ち馬こそ出せていないものの、18年グレイル(6人気3着)や12年スカイディグニティ(14人気2着)など人気薄の好走も目立つ傾向にある。

 また、複勝回収率の高さに注目すると、1・2枠は前走6着以下に敗れていた馬の巻き返しが顕著で、3枠まで含めてもプラス収支を記録しているほど。高配当に期待した穴狙いをするのであれば、内目の枠順にこそ気を配るべきだろう。

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