3着までの馬に優先出走権が付与される
秋華賞トライアル。昨年は1番人気の
ダノンファンタジーが制し、3連単の配当は1万700円にとどまりました。もっとも、過去12回のうち8回で3連単の配当が10万円を超えるなど、どちらかといえば波乱の決着が目立つレースです。現役調教師の通算成績をみると石坂正調教師が3勝、角居勝彦調教師と
藤沢和雄調教師がそれぞれ2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング1位(着度数順・9月13日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング2位の
矢作芳人厩舎から
ラインオブダンスが、今年度
JRAリーディング2位、昨年度
JRAリーディング14位の
友道康夫厩舎から
デゼルが出走予定。
さらに今年度
JRAリーディング12位、昨年度
JRAリーディング6位の
池江泰寿厩舎から
アブレイズ、今年度
JRAリーディング27位、昨年度
JRAリーディング4位の
中内田充正厩舎から
クラヴァシュドールと
リアアメリアがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、
オークスで2番人気に推された
デゼル、同じく
オークスで4着に健闘した
リアアメリア、阪神JFで3着に食い込んだ
クラヴァシュドール、
フローラS3着の実績がある
フアナなどに注目が集まりそう。今回は、このなかから
フアナの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
フアナ■調教師:角居勝彦
■想定騎手:ルメール
■間隔:5
■場所:×
■条件:×
■ローテ:×
■騎手:×
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
角居勝彦調教師は(平地)オープンで複勝率19.0%、複勝回収値65円。近年は好走率が著しく落ちてしまった。中京や5-8週(中4-7週)のレースも特筆するほどの好成績は納めておらず、強調しづらい。休み明けの実績馬が多いぶん、今回は人気の中心となってしまいそう。疑ってかかったほうがよさそうだ。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。