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【園田プリンセスCレース予想】毎年馬券に絡む北海道勢 今年はラストスタンドか/NARレース展望

  • 2020年09月24日(木) 11時00分
 9月24日、園田競馬場で重賞・園田プリンセスC(1400m)が行われる。グランダム・ジャパン(GDJ)2歳シーズンの開幕戦でもある地方全国交流の2歳牝馬限定戦。今年は北海道から4頭の遠征馬を迎えるほか、ジョッキーも松井伸也騎手(北海道)、岡部誠騎手(愛知)、赤岡修次騎手永森大智騎手(ともに高知)の4名を他地区から迎えて行われる。

 過去10年では北海道勢が3勝を挙げるだけでなく、直近5年では毎年3着以内に入っており、2歳馬のレベルの高さを示している。

 そうなれば、やはり中心は北海道勢からラストスタンド。前走の1200m戦では好スターを決めたもののダッシュがつかず最後方からとなったが、出走馬中唯一の上がり37秒台をマークして3着。1000m戦の2走前も離れた最後方から1馬身差2着まで追い込んでおり、距離が1400mに延長されることで道中の追走は楽になるはず。末脚をしっかり使えている点もこの舞台で武器になるだろう。鞍上は赤岡騎手で、北国の馬と南国の騎手とのコンビとなる。

 マイハンプス(北海道)は前走の重賞・リリーCで4〜5番手から伸びて3着。2番手から抜け出した勝ち馬には離される格好になったが、この馬自身も脚は使っているし、前につけられる点も小回りの園田では魅力的。デビューから6戦続けて松井騎手が手綱を取る。

 アイルビーゼア(兵庫)は北海道でデビューし、1勝を挙げたのち、兵庫に移籍。移籍初戦の前走はスタート後にヨレたり、直線で首を上げるなど幼さも見せたが、力で押し切った。新子雅司厩舎田中学騎手(兵庫)という珍しいコンビでの重賞出走にも注目が集まる。

 デスブロー(北海道)はデビュー戦のフレッシュチャレンジを勝った馬。前走の重賞・フルールC4着は実績上位だ。5年前に勝ったランランランと同じ田中淳司厩舎川原正一騎手(兵庫)コンビで挑む。

 園田プリンセスCは9月24日園田11R、16時15分発走予定。

(文:大恵陽子)

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