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【イノセントカップ予想】リーチがリードも混戦模様で波乱の予感も!?/地方競馬レース展望

  • 2020年09月24日(木) 11時30分
 2歳馬による重賞として、2001年に創設された。またホッカイドウ競馬の秋のシーズンで、1200mの牡牝混合はこのレースのみ。2歳の短距離チャンピオンを決める競走とも言えそうだ。第20回を迎える今年は、栄冠賞で3着のリーチなど11頭が戦いを繰り広げる。

 ◎はリーチ。前走はJRAのオープン特別すずらん賞で、初芝ながら勝ち馬から0秒5差の7着と健闘し、3走前の栄冠賞では優勝馬から0秒2差の3着。ここのところスタートで出遅れているが、まともならもう少し違った結果にもなったかもしれない。重賞勝ち馬不在のメンバー構成で、実績はここでは上位。スタートがポイントだが、能力的にはここで重賞初制覇のチャンス十分だ。

 ○にハートプレイス。2走前が交流重賞のブリーダーズゴールドジュニア6着、前走がJRAの芝のオープン特別クローバー賞(14着)と、強いメンバーに揉まれたことは良い経験になったはずだ。3走前の栄冠賞では勝ち馬から0秒6差の5着と、このメンバーなら上位争いできるだろう。

 ▲はモズアンビリバボー。前走のサファイア特別含めオープンで2着回と、実績的にここでも通用しそう。2走前にJRAの芝のクローバー賞(12着)で揉まれたのもプラスに働きそうだ。

 △は2頭。デビュー戦の前走で2着馬に大差をつけて逃げ切ったアサナト。もう1頭のチサットは、初勝利を挙げるまでに4戦を要したが、3走前にはのちに重賞のリリーカップに勝ったソロユニットの2着になっており、ここでも十分戦えそうだ。

 実績的にはリーチが一歩リードも、重賞勝ち馬不在で混戦模様。波乱の予感もするイノセントカップは、9月24日(木)、20時35分発走だ。

(文:佐々木祥恵)

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