27日に中京競馬場で行われる
神戸新聞杯(3歳・牡牝・GII・芝2200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2019年以降)】
1枠 2-0-5-23 複勝率23.3% 複勝回収率65%
2枠 3-0-2-26 複勝率16.1% 複勝回収率25%
3枠 2-3-1-25 複勝率19.4% 複勝回収率40%
4枠 1-4-1-27 複勝率18.2% 複勝回収率45%
5枠 1-4-3-29 複勝率21.6% 複勝回収率72%
6枠 4-5-4-27 複勝率32.5% 複勝回収率124%
7枠 4-4-2-37 複勝率21.3% 複勝回収率37%
8枠 7-4-6-33 複勝率34.0% 複勝回収率111%
【1〜3人気】
1・2枠 5-0-3-6 複勝率57.1% 複勝回収率95%
3・4枠 2-4-1-8 複勝率46.7% 複勝回収率72%
5・6枠 1-4-1-8 複勝率42.9% 複勝回収率65%
7・8枠 10-6-2-11 複勝率62.1% 複勝回収率94%
【4人気以下】
1・2枠 0-0-4-43 複勝率8.5% 複勝回収率30%
3・4枠 1-3-1-44 複勝率10.2% 複勝回収率34%
5・6枠 4-5-6-48 複勝率23.8% 複勝回収率107%
7・8枠 1-2-6-59 複勝率13.2% 複勝回収率67%
まず、枠順別成績を全体的に眺めた場合、好走馬の多くが外目の枠順に偏っている印象を持つ。そのなかでも大外の8枠が勝率・複勝率において最高値となり、複勝回収率も111%とプラス収支を記録している。なお、7・8枠は1〜3人気の上位人気馬ほど信頼度が高く、今開催でも
ムーンライトH(3歳上・3勝クラス)で8枠17番の
アドマイヤビルゴが1人気に応えてみせた。
ほか、1・2枠は人気薄に妙味を求めづらい傾向が見受けられ、4人気以下からの連対例が皆無であることは覚えておきたい。ただし、1〜3人気であれば問題なく走れており、むしろ上位人気馬に勝ち負けを望むのであれば内か外の極端な枠順が狙い目となっている。