netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
オールカマーの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
国枝栄厩舎×
津村明秀騎手(
カレンブーケドール)】
「
国枝栄厩舎×
津村明秀騎手」の「直近1年」成績は0-4-0-4で複勝率50.0%、複勝回収率125.0%。4度の2着のうち3回は
カレンブーケドールによるもの(19
秋華賞、19
ジャパンC、20
京都記念)で、残り1回が
フロンテアクイーンに騎乗した
府中牝馬Sと、全て重賞での記録となっている。大舞台で結果を残している「ゴールデンコンビ」だ。
「直近5年」まで対象を広げると3-6-3-17で複勝率41.4%、複勝回収率189.3%。16年
サンシャインS(
インナーアージ・9番人気1着)、17年3歳未勝利(
マンハイム・10番人気1着)、19年
オークス(
カレンブーケドール・12番人気2着)などが含まれるため、複勝回収率は100%を大きく超えてくる。馬券妙味が非常に大きく、馬券的には引き続き狙っていくべきだろう。
カレンブーケドールに津村騎手は過去6回騎乗して1-4-1-0。津村騎手への乗り替わりを契機に、同馬の快進撃が始まった。この6回のうち4回は上がり3ハロン3位以下で、いい脚を長く使える同馬の特徴を生かしている様子。例年よりもタフさを求められる中山の馬場も同馬には味方してくれそうだ。