サンタアニタ競馬場は9月27日(日)に東京・大井競馬場との友好記念レース「Tokyo City Cup(G3)」を開催する。長きにわたる両競馬場の友好関係を祝う同レースは今年で記念すべき25回目を迎える。

「Tokyo City Cup(G3)」は、米国内の重賞レースで海外の都市名を冠されているただひとつのレース。本レースは毎年春に開催されていたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大により、3月下旬から約2ヶ月以上、競馬開催が中止になり、「Tokyo City Cup(G3)」もレースがキャンセルになった。しかしその後、両競馬場関係者の努力により、秋シーズンに時期をずらしてのレース開催が実現した。

　両競馬場の友好関係の発展に尽力し、何度も大井競馬場を訪れたことのあるサンタアニタ競馬場役員のピート・シバーレル氏は「大井競馬場とサンタアニタ競馬場の友好提携を記念するTokyo City Cup(G3)が25周年を迎えることが出来たことを誇りに思います。そしてサンタアニタ競馬場を代表して、大井競馬場の皆さんに心から感謝申し上げます。私は何度も日本に参りましたが、大井競馬場や日本の競馬ファンの素晴らしさにいつも感動しています。これからも両競馬場の交流が末長く続き、発展していくよう努力していきたいと思います」と語っている。

　サンタアニタ競馬場はロサンゼルスの北東14マイルのアーケイディア市に位置している。今年の秋シーズンは9月25日から10月25日。競馬場に関する詳細情報はsantaanita.comまで。