27日、盛岡競馬場で行われた第22回岩手県知事杯OROカップ(3歳上・重賞・芝1700m・1着賞金500万円)は、中団後方でレースを進めた関本淳騎手騎乗の6番人気ブラックバゴ(牡8、大井・佐野謙二厩舎)が、直線で外から一気に各馬を差し切り、2着の5番人気フジノロケット(牡3、北海道・米川昇厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒0(稍重)。

　さらにクビ差の3着に1番人気アップクォーク(セ7、兵庫・新井隆太厩舎)が入った。なお、3番人気ロードヴァンドール(牡7、川崎・佐々木仁厩舎)は4着、2番人気ロワアブソリュー(牡7、岩手・櫻田康二厩舎)は5着に終わった。

　勝ったブラックバゴは、父バゴ、母ステイウィズユー、その父ステイゴールドという血統。中央在籍時の2017年アンドロメダS以来の勝利となった。通算成績はこれで38戦5勝(重賞1勝)。