下半期のGIシリーズ第一弾。直前まで行われていたサ
マースプリントシリーズ組に加え、上半期のビッグレースから直行してきた実績馬、さらには成長著しい3歳勢など、多彩なメンバーが揃う最強ス
プリンター決定戦です。現役調教師の通算成績を見ると、安田隆行調教師が3勝、石坂正調教師、
尾関知人調教師、
藤沢和雄調教師が2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング4位(着度数順・9月27日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング5位の
藤沢和雄厩舎から
グランアレグリアが、今年度
JRAリーディング6位、昨年度
JRAリーディング1位の安田隆行厩舎から
ダイアトニックと
ダノンスマッシュが出走。
また、今年度
JRAリーディング9位、昨年度
JRAリーディング8位の
音無秀孝厩舎から
モズスーパーフレアが、今年度
JRAリーディング14位、昨年度
JRAリーディング18位の
藤原英昭厩舎から
ミスターメロディがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今年は前走の
安田記念を快勝した
グランアレグリア、前哨戦の
セントウルSを勝った
ダノンスマッシュ、今年の
高松宮記念を制した
モズスーパーフレアなどに注目が集まりそう。そのなかから、今回は
モズスーパーフレアの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
モズスーパーフレア■調教師:
音無秀孝■想定騎手:松若
■間隔:6
■場所:◎
■条件:×
■ローテ:◎
■騎手:×
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
音無秀孝調教師は(平地)オープンのレースで複勝率25.3%、複勝回収値73円。
松若風馬を起用したレースで複勝率27.5%、複勝回収率104円と、いずれも決して悪くはないが、この厩舎としては物足りない水準だ。目標とされやすい脚質でもあり、GIウイナーの立場で迎える今回は割り引くべきだろう。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。