現地時間2日、フランスの
サンクルー競馬場で
ダリア賞(4歳上牝・リステッド・芝2000m・7頭立て)が行われた。
道中は1番人気のシモナ(牝4、P.ブドー騎手)がハナを切り、3番人気のアマレナ(牝4、
武豊騎手)が2番手でこれをマークする展開。
直線では全頭が荒れた内を嫌い外ラチ沿いへ。失速するシモナをアマレナがかわすと後は独走態勢。2着の4番人気ポンティーレ(牝5、A.ルメートル騎手)に5馬身差をつけての圧勝を収めた。勝ちタイムは2分24秒44(不良)。
アマレナは父
Soldier Hollow、母Amouage、
その父タイガーヒルという血統。フランスのP.バリー厩舎の管理馬で、オーナーはキーファーズ代表の松島正昭氏。通算成績は6戦3勝。
武豊騎手は4日の
凱旋門賞(G1)で、松島氏が共同所有するジャパン(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)に騎乗予定。そのジャパンと同じ勝負服で
凱旋門賞へ向け、弾みのつく勝利となった。