現地時間10月1日、イギリスのドン
カスターで行われたゴフス・オービーセールに日本の橋田満調教師が参戦した。
ノーネイネヴァー産駒のシーキングソラスの2019を20万
ポンド(約2720万円)で購入した他、
カラヴァッジオ産駒の
シャーリーアスターの2019を5万
ポンド(約680万円)で購入。
シーキングソラスの2019は、A.オブライエン調教師の管理で
ジュライCを含むG1レース2勝を果たした一流ス
プリンターのテンソヴリンズの全弟という良血馬。
同馬はスズカの冠名で知られる永井啓弍オーナーの所有馬として日本で競走する予定。
シャーリーアスターの2019は
シゲルの冠名の森中蕃オーナー所有となる。
現地で馬を見て落札した橋田満調教師は
「コ
ロナ禍の影響もあるのかは分からないですが、セリが全体的に低調だったので買い手としてはチャンスでした。シーキングソラスの2019は去年の欧州のチャンピオンス
プリンターの全弟という事で、最初から狙っていました。高くなるかと思っていたので、(永井)オーナーの予算内で購入出来て良かったです。馬体も良く素晴らしい可能性を感じる馬ですね。
シャーリーアスターの2019ですが、こちらは森中オーナーのために購入しました。
カラヴァッジオは新しい種馬なのですが、スキャットダディの仔が結構成功しているので、この馬も有望株だと思うので非常に楽しみです」とコメント。
9月19日に見事にデビュー勝ちを収めた
ヒトヨギリなど、世界の血統を積極的に取り入れ、海外競馬への挑戦を続ける橋田厩舎にさらに楽しみな馬が加わる事となった。
(取材:川上鉱介)