「Road to Classic」を
コンセプトに、来春のダービーまで現2歳馬世代を独断で格付け。ランキング形式でお届けします。
牡馬は
芙蓉Sを勝った
ランドオブリバティが2位にランクイン。体には余裕があり、精神面で幼さを残した状態で2連勝を飾った。時計を要した今開催の中山の芝で2分1秒2のV時計は優秀。将来性の高さを感じた。
牝馬は大きな順位変動があった。
ききょうSを1分21秒1のレコードタイムで逃げ切った
ポールネイロンが2位に。2歳戦でレコードが連発した中京の馬場だけに、この数字をうのみにはできないものの、スピードは豊富で、高い能力を秘めているのは間違いない。
3位には
サフラン賞を勝って2連勝とした
サトノレイナス。出遅れてほぼ最後方からの競馬だったが、メンバー最速の上がり3F34秒0で豪快に差し切った。全兄は20年の
弥生賞ディープインパクト記念を制した
サトノフラッグという点も強調したい。
牝馬は混戦でレースごとに順位が入れ替わる可能性が高い。今回でランク外となった
インフィナイトも、サウジアラビアRCの結果次第で再浮上もある。
番外編は4日の中山で新馬戦を勝ち上がった
タイトルホルダーをピックアップ。半姉が338キロでJRA最少体重優勝の記録を更新した
メロディーレーンということで話題を呼んだ。レースでは楽にハナを奪うセンスの良さを発揮し、そのまま押し切る強い内容。馬体重は姉のデビュー時より136キロも重い472キロで均整が取れている。素質は高そうだ。
提供:デイリースポーツ